毛が生える仕組みや周期、永久脱毛はどのように行うかのご説明
毛の成長は毛乳頭とバルジ領域がポイント
毛の成長は毛の下にある部位周辺の毛母細胞(もうぼさいぼう)の分裂によって成長します。この毛母細胞の成長には毛乳頭(もうにゅうとう)が関わっていて毛を作り出す大元の細胞と見られていましたが近年の研究によって毛を作る幹細胞は毛全体の位置としては若干上にある出っ張りの部分「バルジ領域」にあることがわかってきました。
永久脱毛は毛乳頭、バルジ領域のどちらかの処理が必要
永久脱毛を行うには毛乳頭かバルジ領域のどちらかの機能を失わせることでホルモン異常などの例外を除けば原則新しい毛は生えてきません。
具体的な処理方法としてはレーザー脱毛の場合は毛の黒いメラニンに反応し熱が細胞にまで伝わり処理していくことになります。この熱伝導を適切に行う長さにするために患者様には照射前日に該当部位の毛を剃っていただいています。
マリアクリニックが主に使用するレーザー機器、ジェントルレーズはアレキサントライトレーザーを使用して毛乳頭を処理し、少ない回数で効果を実感しやすい機器となっています。患者様の肌質や毛質に応じて使用しているメディオスターはダイオードレーザーで、アレキサンドライトレーザーに比べ回数が多いとされていますがメディオスターは特殊な蓄熱式技術と毛乳頭よりも浅い位置にあるバルジ領域の処理を目的とすることでダイオードレーザーでもアレキサンドライトレーザーと遜色ない回数で早い仕上りが期待できるようになりました。
医療レーザー脱毛はサービス開始当初は確かに高価なものでしたがパソコンなどと同様、普及につれ現状ではご利用しやすい価格帯になっていますし「きれいになる脱毛」という前提であればエステ脱毛の総額との差はほぼなくなり安くなるケースも出てきています。
これより様々なメリットが医療レーザー脱毛にはあることをご案内いたしますのでご参考いただき、ご興味を持ちの際はマリアクリニックへご相談ください。
マリアクリニックの永久脱毛法
ジェントルレーズ
日本人に多い肌質に適切なレーザーが黒い毛に反応し高い出力で瞬間的に加熱し毛が導火線のように熱を伝え毛乳頭まで到達することで機能を喪失させます。表皮は冷却機能で冷やされますので正しい照射技術があればやけどなどの危険はありません。
メディオスター
ジェントルレーズとはレーザーの種類が異なり、色黒の方など平均的な肌質や毛質の異なる方でも利用が可能です。こちらはバルジ領域をターゲットにして永久的な脱毛処理を目指していきます。
ではなぜ、出力が高いのに医療脱毛でも何回も脱毛処置を行うの?
それは毛の生える時期が違う毛周期があるためです。
肌にはいくつもの毛穴があるのですが、全ての毛穴が同じ成長サイクルをたどっているわけではなく、毛が成長しているところや、活動を停止しているところ・毛が抜けやすくなってきているところなどバラバラの状態が混ざっています。これらのサイクルを「毛周期」と呼び、大きな分類では「成長期・退行期・休止期」に分けられています。
「成長期」が脱毛をするのに最適な状態で文字通り毛が成長している段階です。
「退行期」は毛が抜けやすい時期で、医療レーザー脱毛ではムダ毛自体を毛根の毛が生える細胞を処理するための導火線のような役割で処置を行うため退行期では十分な効果を発揮することが出来ません。これは医療レーザー脱毛に限らずあらゆる脱毛法で共通する事項となっています。
「休止期」の毛穴では毛そのものが無く、次の発毛を待っている状態ですので一番脱毛処理に向かない状態となります。
「退行期」や「休止期」毛には成長期になったときに改めて照射を行わなければいけないためキレイなな脱毛を行うためには複数回の処置を行う必要があります。
それでもマリアクリニックの医療レーザー脱毛であれば1回の脱毛処理率が高いため、1年程度の期間で5回前後の回数を経ることで平均的な日本人女性の毛質・肌質であれば満足度の高い仕上りが期待できる仕組みとなっているため各脱毛部位の5回のおすすめプランとして提供することで1回ずつのご利用よりもお得にご利用できるコースをご提供しています。
当院では仕上りを重視したコースプランで皆様に満足度の高い脱毛施術をご提供しています。